南警察署(大森一延署長)が10月31日、栄区の警察学校で行われた「神奈川県警察慰霊祭柔道・剣道大会」の男子剣道団体で優勝した。南署の同大会制覇は23年ぶり。
同大会は49回目。県内54の警察署を警察官の人数が多い順に18署ずつ、3グループに分けてそれぞれがトーナメントで優勝を争うもの。選抜された7人が試合を行い、勝利数の多い警察署が勝ち進む。
南署は所属署員が多く、ハイレベルとされるA組に出場した。
接戦制し勢い
同署で剣道指導にあたる地域課の森川弦巡査部長=人物風土記で紹介=、地域第三課の望月昭吾警部補、外木貴之巡査長、地域第一課の藤江翔太巡査部長、高梨篤巡査長、生活安全課の長澤誠巡査部長、交通課の井崎慎也巡査長の7人が選抜メンバーとして出場した。
2014年は2位、昨年は3位とあと一歩で優勝を逃していた南署。動きが硬かったという初戦と2回戦を接戦でものにすると勢いに乗り、準決勝を圧勝。「ここ(決勝)まで戻って来られたので楽しくやろう」とチーム一丸になった決勝戦は、川崎署に3勝1敗で勝利。1993年以来の優勝を決めた。
通常業務の合間を縫って厳しい稽古に励んできた南署チーム。森川巡査部長は「南署内のいろいろな課の警察官が集まったことで団結力と連携強化につなげたい」と話し、「若手を鍛えて2連覇を目指す」と来年に向けて意欲を示した。
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