市民団体が蒔田公園や大岡川沿いをライトアップするアートイベント「光のぷろむなぁど」が12月10日、11日に行われる。9回目の今回は「アート&サウンド」をテーマに過去最多の23団体が音楽演奏やダンスパフォーマンスを披露。会場を光と音で包み、アートを通した地域のつながりを作ろうとしている。
「光の―」は2008年、吉野町市民プラザの事業として始まった。09年から蒔田公園周辺の住民らによる「大岡川アートプロジェクト実行委員会」(杉山孝一委員長)が主催し、毎年12月にアートイベントを行う。
毎回、公園と周辺にろうそくやLEDなどを使った光のアート作品を展示。蒔田や南太田の飲食店が屋台を出すほか、親水広場をステージにコンサートを行い、夕方から夜にかけて公園全体を盛り上げる。
今年は光と音の組み合わせを楽しんでもらおうと「アート&サウンド」をテーマにした。例年、コンサートには2日間で15団体前後が出演していたが、今回は過去最多の23団体に増加。蒔田中とY校の吹奏楽部が合同で出演するほか、日枝小、大岡小、共進中の児童・生徒が太鼓や合唱で参加。ほかに、ダンス団体も登場する。また、10日は市カヌー協会、11日は、まちづくり団体「水辺荘」と「流域連携よこはま」が大岡川で光を使うパフォーマンスを行う。
9年で徐々に浸透
回を重ね、協力者が増えてきており、同委員会の杉山委員長は「学校から参加の申し出があるなど、イベントが浸透してきたと実感する」という。運営資金は市芸術文化振興財団の文化支援事業「ヨコハマアートサイト」の助成と店舗や団体からの協賛金で賄う。杉山委員長は「継続して行うには、個人や地域からの協賛をもっと増やさなければいけない」と話し、協力を呼びかける。
10日は午後3時、11日は午後1時から。8時終了。詳細は杉山委員長【電話】070・5557・9924。
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