六ツ川の県立こども医療センター(山下純正総長)にこのほど、任意団体「橘会」(西田孝夫会長)からガラスに絵を描けるチョーク「キットパス」が寄贈され、贈られたチョークを使って県立横浜清陵総合高校の生徒らが絵を描いた。
同センターには重い病がある子どもが通・入院している。横浜市内を中心に福祉支援活動を行う「橘会」はこれまで、車いすなどを同センターに寄贈しており、今回は子どもが楽しめる贈り物をしようと80セットのキットパスを贈った。
12月11日には、キットパスを使って同校漫画研究部の生徒と武蔵野美術大学の学生15人が院内通路横の窓ガラスなどに動物や乗り物のイラストを描いた。約6時間をかけて繊細に描かれた絵の数々は小児患者と保護者から好評だという。
15日に作品を見学した同会の橘勝也さんは、「子どもたちの笑顔が最高のエネルギーになる」と喜んだ。山下総長は「子ども目線で描かれた作品からはいろいろな楽しさを得ることができる」と話した。
キットパスは今後、同院で活動するボランティア団体「オレンジクラブ」の活動などに役立てられる。
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