高校生と手を携えて
山王台西自治会(高橋悦子会長・世帯数170)では大規模災害時における自助・共助の力を高めようと、消火栓を使った放水や担架による搬送、AEDの使用法などを学ぶ実践的な防災訓練を毎年行っている。
今年は9月2日に開催。自治会員のほか、付近にある横浜国際高校の生徒、南消防団員、南消防署や永田地域ケアプラザの職員など、100人以上が参加した。
放水訓練では、ホースの先端から勢いよく飛び出る水に引っ張られた高校生を地元住民が支える場面も。異世代が手を取り合い、災害時の自らの行動を確認した。横浜国際高校の井上涼太君(2年)は「ホースを持ったことも初めてだったので、とても良い経験になった」と喜んだ。
同校の裏門付近は自治会の「いっとき避難場所」に指定されており、災害時は高校生と手を携えて消火活動などにあたる可能性もある。高橋会長は「学校の協力がありがたい。訓練を通じて自らの災害への取り組みを反省しながら、努力を継続していきたい」とした。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|