市立藤の木小学校(石川妃美子校長)は不要になったプルタブやアルミ缶を車いすと交換し、高齢者施設などへ寄贈する取り組みを進めている。昨年12月11日に5台目の車いすを大岡の特別養護老人ホーム「白朋苑」へ贈り、施設職員から児童に感謝の言葉が述べられた。
この取り組みは、市資源リサイクル事業協同組合の企画。プルタブやアルミ缶を250kg集めることで車いす1台と交換できる。市内外の多くの小中学校が活動に参加しており、車いすを寄贈している。
同校では福祉委員会を中心に約3年前から全校児童にアルミ缶回収を呼びかけており、地域住民からも多くのアルミ缶を提供してもらえるようになった。昨年は同組合の職員を講師として招き、アルミ缶の処理方法や地球環境についての授業も行われた。
土田航一郎教諭は「みんな一生懸命に集めてくれていた。アルミ缶の回収から車いすが届き、寄贈式までの一連の流れを児童が見ることができたのが良いこと。思い出として残れば」と話した。
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