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南区、昨年上回る被害

社会

掲載号:2018年3月15日号

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 南区では依然として高齢者を狙う振り込め詐欺が多発している。被害件数は昨年同時期と比較すると12件多くなっている。被害額も今年に入ってから3600万円で、昨年を上回る。

 テレビや街中でも詐欺に関する被害や手口は紹介されており、「オレオレ詐欺については知っていた」と手口を認識している人は多い。しかし、南署によると「まさか、自分が被害者になるとは思わなかった」「いざ身内のこととなると冷静になれなかった」と話す被害者も多いという。

 振り込め詐欺の主な手口としては▽息子や親族になりすましたオレオレ詐欺▽警察官、金融機関関係者になりすましたオレオレ詐欺▽区の職員、社会保険事務所になりすました還付金詐欺▽有料サイトの未払いがあると利用料を請求される架空請求詐欺-など。

 オレオレ詐欺では電話で「電車やバスに現金の入ったかばんを忘れた。すぐに現金が必要。会社の人が取りに行くのでお金を渡してほしい」と嘘をつき、直接現金をだまし取る手口や、「キャッシュカードが不正に使われているのでカードを回収する」と話し、カードと暗証番号を盗まれる被害が発生している。

 還付金詐欺では「医療費や税金の還付がある」とATMに誘導し、お金をだまし取られている。架空請求詐欺は「サイト料が未払いで、支払わなければ法的手続きに入ります」など、被害者を脅してお金をだまし取っている。

 被害に遭いやすい年代としては60代〜80代の女性が多く狙われているが、架空請求詐欺などは一人暮らしの若い世代も狙われており、誰にも相談せずに振り込んでしまうケースが多いという。

 これらを踏まえ、警察は銀行や郵便局などの金融機関と連携し、振り込め詐欺防止に取り組んでいる。主な内容としては、金融機関で高齢者が高額な出金をする場合、警察に連絡をし、出金を行った人に防犯指導を行っている。この取り組みには区内の金融機関が積極的に協力。ほかにも、商店街などでの防犯キャンペーンや町内会、老人会での防犯講和、高齢者宅に警察官が訪問し、振り込め詐欺の注意喚起チラシを配布するなどの防犯指導を行っている。

 南署では現在、「留守番電話大作戦」を実施中。留守番電話機能やナンバーディスプレイ付の電話機の設置を促し、見覚えのない番号の電話に出ないことや、在宅中でも留守番設定にすることを呼び掛ける。「犯人は家族の名前を名乗ることもある。家族の中で合言葉を決めることや、安易に個人情報や暗証番号を教えずに、家族や警察に相談してください」と話す。

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