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横浜総合高 生徒の居場所 支援募る ネットでカフェ運営資金

教育

掲載号:2018年11月8日号

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カフェで会話を楽しむ生徒
カフェで会話を楽しむ生徒

 市立横浜総合高校(小市聡校長)が生徒の自立を支援するための場として週1回開く居場所カフェ「ようこそカフェ」を継続させるため、運営する公益財団法人などが資金をインターネット上で募る「クラウドファンディング」に10月下旬から挑戦している。関係者は「カフェの取り組みを広げたい」と支援を呼び掛けている。

 カフェは生徒の交流や自立へ向けたキャリア支援を目的に2016年10月から始まった。青少年支援を行う公益財団法人「よこはまユース」を中心に、NPO法人の「多文化共生教育ネットワークかながわ」と「横浜メンタルサービスネットワーク」などが協力して運営する。

 校舎1階のフリースペースで毎週水曜日の正午から午後5時30分まで開所。食事のほか、ボランティアや企業から寄付されたジュースや菓子などを無料で提供する。平均で約200人が利用。運営団体のスタッフやスクールカウンセラー、横浜市立大学の学生らも参加し、生徒と飲食やゲームをすることもある。

 食事の材料は寄付品のほか、PTA会費で購入したものを充てており、安定的な運営には資金が必要。そこで、インターネットを使って寄付を募る「クラウドファンディング」で支援者を広く求めることにした。

 目標金額を36万円に設定し、10月27日から開始。受付は12月24日までの予定だが、すでに目標の半分を超える約18万円が寄せられた。寄付をすると、金額に応じてカフェの招待券などが「お礼」として渡される仕組みだ。

進路・悩み相談も

 同校は3部制で生徒は約1100人。同校によると、生徒の約1割が生活保護を受ける家庭で、不安定な環境や経済的困難を抱える生徒も少なくない。食事をする習慣がない子どももいるという。そのため、入学後に友達や居場所を見つけられず、不登校になったり、退学してしまうケースがある。

 よこはまユースの尾崎万里奈さんは「生徒が年齢の近い大学生と会話やゲームをすることで次第に打ち解け、進路や家庭の悩みを相談するケースが増えてきた」と開始後2年間の成果を語る。カフェの中で様子が気になる生徒の情報は学校側と共有している。

 11月3日には寄付企画開始の集会があり、参加者から「居場所カフェの必要性を知ってもらうためにも、寄付を広めたい」などの意見が出た。

 寄付は「ローカルグッドヨコハマ」のサイト(https://cf.yokohama.localgood.jp/project/youkosocafe/)で受付中。寄付に関する問い合わせはよこはまユース【電話】045・662・4170。
 

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