南区版 掲載号:2019年1月24日号 エリアトップへ

横浜市 医療データで実態分析 独自情報、政策に生かす

社会

掲載号:2019年1月24日号

  • LINE
  • hatena
論文を作成した鈴木医師(中央)と市職員
論文を作成した鈴木医師(中央)と市職員

 高齢化が進み、医療需要の増加が見込まれる中、横浜市は独自に保有する医療ビッグデータ「YoMDB(ヨムディービー)」を活用した実態分析に本格的に取り組んでいる。また、この結果をまとめた論文がこのほど、国際的に著名な医療学術雑誌に掲載。外部の専門家からの評価を受けたことで、今後、信頼性の根拠を得た分析結果が政策立案に生かされていく。



 市の推計では、市の人口は2019年にピークを迎え、65歳以上の高齢者の比率が24・8%になる見込みだ。高齢化が進み、医療需要が増加する中、市は限りある財源や医療資源で実効性のある政策を立案するため、医療ビッグデータの活用に積極的に取り組んでいる。

国際的に評価

 市の政策を進める上、医療の現場では医療従事者が納得できる客観的なデータが必要となる。市が保有するビッグデータ「YoMDB」は、国民健康保険や後期高齢者医療制度などの情報をデータベース化したもので、特に高齢者の分析に効果的とされている。市医療局は同データの信頼性の裏付けを得るため、国際的に著名な医療学術雑誌への掲載を目指し、昨年5月からデータを分析し、まとめた論文の作成に取り組んできた。論文作成で中心的な役割を担ったのは、横浜市立大学から医療局に出向している鈴木幸雄医師。分析によると、2035年の在宅医療需要は15年比で2倍超となることなどが示されている。鈴木医師は「今後の政策立案に向け、YoMDBや分析結果の客観的な信頼性を高めたかった」と思いを語る。

介護データと統合へ

 市は今後、分析結果などを踏まえ「在宅医療の体制整備」「市内で在宅医療を担う医師を養成」などのほか、新たな市民生活に有効な政策立案に取り組む。また、「YoMDB」に介護データを統合し、来年度から医療と介護を一体化したデータの活用を目指していく方針だ。「どのくらい在宅医療の整備が必要かなど、客観的なデータがあることで検討を深めていくことができる」と医療局担当者は話す。

南区版のローカルニュース最新6

市と「出前館」が連携協定

【Web限定記事】飲食店支援

市と「出前館」が連携協定 経済

登録料免除などの優遇策

5月21日号

「早口言葉」の原画展

【Web限定記事】弘明寺の絵本店

「早口言葉」の原画展 社会

30日まで 「魔女の宅急便」挿絵作家

5月21日号

医療物資を市に寄贈

【Web限定記事】国際ロータリー第2590地区

医療物資を市に寄贈 社会

新型コロナ対策

5月21日号

食の支援、寄付を募集

【Web限定記事】横浜市社協

食の支援、寄付を募集 社会

6月15日まで

5月21日号

マスク1万4千枚寄贈

マスク1万4千枚寄贈 社会

高砂町の葬儀社

5月21日号

コロナ対策の動画提供

コロナ対策の動画提供 経済

新 川 町 野毛印刷社 飲食店アピール用に

5月21日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    5月24日14:45更新

  • あっとほーむデスク

    5月23日14:00更新

  • 5月22日21:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

「早口言葉」の原画展

【Web限定記事】弘明寺の絵本店

「早口言葉」の原画展

30日まで 「魔女の宅急便」挿絵作家

5月21日~5月30日

南区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年5月24日号

お問い合わせ

外部リンク