南区内で活動する合唱団体「音楽工房ロンド」などが中心となって歌詞を公募していた「南区みんなのうた」が3月17日に南公会堂(みなみん)で行われた「風はみなみから ジョイントコンサート」で初披露された。
誰もが口ずさめる歌を作ろうと、昨年歌詞を公募。25編の応募からロンドなどが選考し、生島順一さんが作詞した「南区―明日(あした)へ」が選ばれた。作曲はピアニストの上田ますみさんが担当した。
歌詞は「七つの丘に抱かれて静かに朝が訪れる」で始まり、3番まである詩の最後はいずれも「南の風はあたたかい」「南の街はあたたかい」「南の心あたたかい」で締めくくられている。
コンサートでは、関東学院中学高校のオーケストラ部の演奏に合わせて、出演した杉山幼稚園コールなおび、南小学校PTAコーラスと児童、グラスボイス、ロンドが完成したばかりの歌を合唱した。観客からは南区の歌に対し「良い歌だった」「さわやかで素敵な歌だった」などの感想が聞かれた。ロンド側は今後、さまざまな場面で南区の歌を披露し、区民に広めていく意向だ。
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