64マスが区切られた緑のマットと白黒のコースター。そばでは子どもと大人が向き合って―。
日枝小学校体育館で6月2日、お三の宮地区の「オセロ大会」が開かれた。オセロを通して世代交流を図ろうと、お三の宮地区連合町内会(杉山吉彦会長)と同地区社会福祉協議会(有藤勲会長)が毎年行っているもの。
1m四方のマットを2つ並べた跳び箱の上に置き、石の代わりにはコースターを利用。
読めない戦況
同地区の7町内会が5人1組でチームを作り、トーナメント戦で競った。チームの中に必ず子どもを入れるルールで、順番に石を置いていく。待機する席から盤上が見られないため、手順が来ないと戦況が分からない仕組み。そのため、順番が一巡したら形勢が逆転していることも珍しくない。
杉山会長は「子どもが参加できるのがこのイベントの良いところ」と今後も続けていく意向だ。
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