二輪事故防止強化月間の一環として、また、6月9日に起こった交通死亡事故を受け、南交通安全協会や南警察署による事故防止の呼び掛けが6月11日、同署前などで行われた。
二輪車が車などと衝突して発生した死亡事故のうち半数が、交差点で二輪車が直進し、車が右折した際に起こっている。二輪車は車体が小さく、実際よりも遠い距離にいるように見えることがあるため、ゆとりをもって運転するよう、通行人や二輪車を運転する人を呼び止め声を掛けた。同署は「事故が起こった際の軽減にもなるので、オートバイに乗る際はプロテクターとエアバッグジャケットの着用をお願いしたい」と話していた。
宮元町で今年3件目
6月9日午前2時44分頃、宮元町2丁目の県道で横断歩道のない場所を横断中の男性が車と衝突して死亡した。
南区内の死亡事故は1月の中島町での交差点、3月の六ツ川の路上寝込みに続いて3件目。現時点で昨年1年間に発生した死亡事故と同じ件数になっており、市内では、戸塚区や磯子区とともにワースト。全国的には横断歩道でない場所での死亡事故が多いという。
同署は「横断歩道を使う、信号機に従うなど、周囲に充分注意をしてほしい。また、道路上に寝込んでいる人がいたら、通報をしてほしい」と呼び掛けている。
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