市立石川小学校6年生の但馬(たじま)幹育君がこのほど、警察署内の道場で柔道や剣道を練習している小中学生の大会「県警察少年柔道剣道大会」の柔道個人戦で準優勝した。
但馬君は港南警察署内の道場で練習している。出場した柔道個人戦には60人が参加していた。
昨年16強から躍進
柔道を習い始めたのは小学2年生の時。もともとはレスリングに興味を持っていたが、母親の勧めで柔道を始めた。現在は警察署での練習のほかにも道場に通い、週に4日間練習する。「柔道は礼儀が身に付き、成長することができる」と話す。過去に3回同大会に出場し、昨年はベスト16入り。さらに上位を目指そうと、チューブを使った練習に取り組んで筋力強化を図った。
優勝を目標に掲げて挑んだ但馬君。順調に勝ち進み、決勝戦は「緊張したが、コーチからのアドバイスを受け、試合に臨んだ。相手の体格が大きかったが接戦だった」と振り返る。「準優勝は悔しい」と言いつつ、手応えをつかんだ様子だった。
中学校進学後も柔道を続ける予定。今大会で今後の課題も見えてきたという。「今後はさらに技を磨いて来年は優勝を目指したい」と意気込みを話した。
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