宿町に本社があり、スポーツ教室事業を行う「株式会社BSC」が運営するサッカーチーム「バディーサッカークラブ」(南雲伸幸監督)が11月10日から24日まで行われた「JFA第43回全日本U-12サッカー選手権大会神奈川県予選」で準優勝した。12月25日から鹿児島県で開かれる全国大会に出場し、49チームの頂点を目指す。
大会には県内128チームが参加。バディーSCのメンバーは6年生22人。シードのため3回戦から登場し、初戦からモットーにしている「攻撃サッカー」が機能。大量得点で勝ち上がった。
最大の山場は川崎フロンターレU-12との準決勝。昨年は決勝で対戦し、0-5の完封負けを喫した因縁のライバルとの大一番。バディーは白井誠也選手を起点に素早い攻撃を展開。気迫あふれる守備も光り、2-0で見事に雪辱を果たした。決勝戦は横浜F・マリノスプライマリーに1-4で敗れたが、全国大会への切符を手にした。
準優勝の原動力は試合を想定した実践練習。市内全域から選手が集まるバディーは週4回、1日2時間という限られた時間を有効活用するため、試合形式の練習がメイン。その中で各自が弱点を見つけ、克服に努める姿勢が奏功したという。
9年ぶり頂点狙う
全国大会出場は7年ぶり3回目。今年7月まで横浜F・マリノスに所属していた原田岳選手らを擁し、初出場で初優勝した2010年大会以来の全国制覇を目指す。宇津見颯太主将は「皆で夢見た大舞台。6年間の集大成として全力で挑みたい」と力強く話した。
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