外国籍や外国にルーツがある高校生・大学生が同じように外国につながる子どもを支える様子を紹介した映画「私らしく生きること」の上映会と監督の林錦園(りんきんえん)さんのトークイベントが1月11日午後2時から、フォーラム南太田で開かれる。
両親の都合などで日本で暮らし、母国の友達や生活環境から切り離され、理解していない日本語や社会の中で苦労する外国籍の子どもが増えている。中区の「なか国際交流ラウンジ」では、2009年から外国人中学生のための学習支援教室を開いており、林さんは同年、中国から来日し、吉田中学校(現・横浜吉田中学校)へ通い、同教室の1期生として、ほとんど分からなかった日本語などを学び、その後は県立鶴見総合高校から目白大学に進んだ。
後輩に学習指導
同教室はボランティアのほか、教室を卒業した高校生や大学生も「後輩」に勉強を教えている。17年には卒業生が主体となり「にじいろ探険隊」が結成され、外国につながる子どもの支援や防災訓練などの地域行事に通訳ボランティアとして参加している。
映画は林さんが監督脚本を手掛け、探険隊のメンバーが撮影・制作。増え続ける外国につながる子どもを探険隊が支える様子を描いた。
45分間の作品上映の後、林さんのトークがある。フォーラムでは「教育関係者や地域活動をしている方など、どなたにも見ていただきたい」としている。
入場無料。希望者は直接会場へ。問い合わせはフォーラム南太田【電話】045・714・5911。
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