区内最後の整備
別所1丁目の旧南土木事務所跡地に今年4月「別所地域ケアプラザ」が開所する予定だ。ケアプラザは中学校区に1カ所ずつ整備されることになっており、南区の中で別所は最後の1カ所になっていた。待望の福祉施設に地域の期待も高まっている。
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南区総合庁舎の移転に伴い、別所にあった土木事務所も浦舟町へ移転。市は跡地に地域ケアプラザ、子育て支援施設を設けることを条件に公募売却を実施。大和地所レジデンス=東京都=が約9億1千万円で購入した。
実績ある法人運営
敷地面積は3160平方メートル。建物全体は7階建てのマンションで、ケアプラザは建物の1階に入る。公募により、指定管理者には社会福祉法人横浜大陽会が選ばれた。同法人は六ツ川地域ケアプラザを運営するほか、特別養護老人ホーム「白朋苑」も運営している。
これまで、白朋苑が担当していた地域包括支援センターの圏域を別所地域ケアプラザが引き継ぐことになる。別所に住む町内会長は「白朋苑と同じ法人が運営するので、安心感がある」と話す。
地域ケアプラザは大岡、清水ケ丘、永田、六ツ川、浦舟、中村、睦にあり、最後の整備が完了する。別の町内会長は「5年前にコミュニティハウスもできて、別所地区もほかの地区と同じように活動しやすくなる」と期待感を示している。
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