1921年から72年まで市民の足を支えた横浜市電を特集した季刊誌「横濱」春号=写真=が発行された。市と神奈川新聞社が協働編集し、年4回発行しているもの。
特集「横浜に路面電車があった頃」では、停留所が多くあった中区や西区、南区、磯子区などの当時の風景と現在の様子や周辺の商店が紹介されている。弘明寺停留所の紹介では、商店街の店主らが思い出を語っている。阪東橋、浦舟町停留所のページでは、寿東部地区の3人の町内会長が通学に市電を使ったことなどを回顧している。ほかにも、読者から募った市電の思い出も掲載。
作家・山崎洋子さんの地域活動レポート「横浜の底力」では、六ツ川地区連合自治会が南区の補助金事業で始めた農作業を通したまちづくり「六ツ川野外サロン」を取り上げている。注目企業紹介コーナーには、井土ケ谷下町の「太陽住建」が登場。河原勇輝社長がビジネスを通した地域とのつながりやSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む意義を語る。
林文子市長の対談コーナーには幼少期に当時の緑区(現・青葉区)で育ったバイオリニストの千住真理子さんが登場。
価格は630円。詳細は神奈川新聞社【電話】045・227・0850。
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