永田北在住で横須賀市内の介護施設に生活相談員として勤務する大場育子さん=人物風土記で紹介=が義母の介護エピソードをつづったエッセイ本「育ちゃんの介護人生の道」(文芸社)=写真=を出版した。2007年出版の「育ちゃんのドタバタ介護只今、奮闘中」の続編。
大場さんはアルツハイマー型認知症だった義母(享年98歳)の在宅介護を契機に一念発起して、ヘルパーや介護福祉士資格を取得。本では、「人を元気にしたい、助けたい」と働き始めた介護の仕事のやりがいや症状が進行する義母と過ごした日々をまとめている。
多感な年頃だった高校生の娘との距離感や夫のうつ病発症、農業を営む実父の老いなど、介護を通して浮き彫りとなった家族の問題も赤裸々に記している。
価格は1100円(税別)。問い合わせは文芸社【電話】03・5369・3060。
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