高砂町の葬儀社「メモワール」(渡邊正典社長)が新型コロナウイルス感染拡大防止のためのマスクをお三の宮地区連合町内会、吉野町町内会、南警察署に計1万4千枚寄贈した。
同社は5月8日に南警察署(田中武志署長)を訪問。同署にマスク4千枚を送った。
田中署長は「マスクの品切れなどで着用したくてもできない署員もいる中、住民からは未着用を疑問視する声が寄せられている。その状況下での寄贈は非常に助かり、区のキャッチフレーズ『南の風はあったかい』を改めて実感した」と署員を代表して述べ、感謝状を渡した。
12日にはお三の宮地区連合町内会(杉山吉彦会長)と吉野町町会(岡田邦義会長)を訪れ、合わせて1万枚を寄贈した。お三の宮連合の杉山会長は「自宅待機が続くが、日常品の買い出しといった必要最低限の外出は避けられない状況。コロナに感染したら重症化の恐れがある高齢者が多い地域なので助かる。大切に使わせていただきたい」と感謝した。
同社の渡邊社長は「少しでも地域の安心安全を守れるよう、通常業務だけでなく社会貢献活動も精一杯取り組んでいきたい」としている。南区内のほか、同社の施設がある山梨県富士吉田市に4万枚を寄贈するなど、マスク不足に苦しむ自治体も支援している。
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