吉良上野介とゆかりのある蒔田に関する歴史を調べる「蒔田の吉良歴史研究会」(齋藤勁会長)が6月20日、講演会を蒔田町の旅館松島で行い、約50人が集まった。
鎌倉時代に磯子に領土を持った平子氏について、郷土史研究家の葛城峻さんが講演。葛城さんは「平子氏と吉良氏は豪雄でも戦巧者でもないが、鎌倉期から戦国期に独自性を発揮し、400年間も領土を平穏に維持できた」と分析した。その上で「歴史では、大河ドラマの題材になることのように『何かが起きた』ことばかり注目されるが、400年間何も起こらなかったことも評価されるべき」とした。
同会は7月9日に蒔田の吉良氏と関係の深い世田谷を訪ねるツアーを企画。世田谷城跡公園、豪徳寺などを巡る予定。参加費7千円。問い合わせは同会事務局【電話】045・731・2720。
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