2005年に開設。浦舟複合福祉施設の10階にある。地下鉄阪東橋駅に近く、バスも多く通るなど、交通の便が良いので区内広域から人が集まる。約100団体が拠点にして、音楽系のサークルが活発。防音対策を施し、楽器の演奏や合唱などに適しているという。
毎年8月に施設合同で行う「うらふね納涼祭」(今年は中止)ではマジックショーを運営。多くの家族連れでにぎわう。まちを探索し、その土地の歴史を学ぶ講座「まち歩き」は中村地区センターと協働で行い、施設の垣根を越えた事業にも積極的。
図書コーナーには約2400冊の作品がそろい、新刊図書の予約貸出しも検討中だ。地元の子育てサークルが絵本の読み聞かせ会を定期的に開催。今は活動を自粛しているが、新型コロナの状況次第では、秋ごろの開催を予定する。
各フロアと連携強化
4月から館長が施設を管理する「みなみ区民利用施設協会」の事務局長を兼任。新たに副館長の役職ができた。桃井宏之館長は「同じ建物にある施設と『横のつながり』を大切にして、地域の皆さんを笑顔にできる取り組みを考えていきたい」と意欲を見せる。吉田正樹副館長は「職員一同、感染症対策に取り組んでいるので安心して施設を使っていただければ」と呼び掛けている。
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