瀬谷区で１日に開かれた説明会
瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設で計画されている土地区画整理などに関する市の説明会が、８月１日から５日にかけて両区で計４回開催された。合計で約４７０人が訪れるなど関心の高さを伺わせた。
旧上瀬谷通信施設は２０１５年に米軍から返還された場所。約２４２ヘクタールと広大で、民有地や国有地が混在している。市は跡地を郊外部活性化の拠点と位置付け、地権者らと土地利用の検討を進めてきた。
計画によると、土地利用は「農業振興」「公園・防災」「観光・賑わい」「物流」の４ゾーンで進められる。観光・賑わいゾーンはテーマパークを核とした複合的な集客施設を整備する計画もあり、市は跡地を年間１５００万人が訪れる場所にしたい考え。また、27年の国際園芸博覧会の開催に向けた取り組みも進められている。
説明会は環境影響評価法などに基づき行われたもので、１日の瀬谷公会堂には約２００人が来場。質疑応答では周辺の生活道路に渋滞が発生する懸念や対策を求める声が上がった。また、テーマパークと新たな交通の実現性や採算性を疑問視する声が上がり、コロナ禍で計画を再検討すべきという意見もあった。一方で、長期的な視点で事業の必要性を訴える参加者もいた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|
|
