実験に挑戦する親子
科学捜査の鑑識体験ができる「こども科学捜査講座」が８月10日に大岡地区センターで行われた。児童や保護者約20人が参加し、指紋捜査などを学んだ。
南区で「街の先生」を務める久保雅信さんが講師となり、指紋捜査の種類や手順などを紹介。参加者はペットボトルからアルミパウダーで指紋を検出する粉末法、紙や木から指紋を液体で反応させて採取するニンヒドリン法、暗室で凶器や押収品から血痕を浮かび上がらせるルミノール反応検査に挑戦した。また、不審者や犯罪常習者の特徴や見分け方、空き巣の手口なども紹介した。
児童の保護者からは「犯罪抑止に役立つ知識が得られて勉強になった。子どもが防犯対策に関心を持ち、親も子どもが犯罪に巻き込まれない方法を考えるきっかけになって良かった」などの声があった。
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