南消防署(小出健署長)は11月9日〜15日の秋の全国火災予防運動に合わせ、住宅用火災警報器の設置を促す活動を弘明寺商店街で11月13日に行った。横浜総合高校の生徒も参加し、買い物客に注意を呼び掛けた。
同署によると、今年10月末時点の火災件数は27件で昨年同時点の35件よりも減っているが、火を使う機会が増える年末年始は特に注意が必要だという。そのため、火災の早期発見や逃げ遅れを防ぐ「住宅用火災警報器」の設置が有効とされる。
だが、未設置の世帯が多く、設置済みの場合でも日々の点検や10年を目安にした交換などのメンテナンスが求められる。
13日の活動には南消防団の有賀和彦団長や弘明寺商店街の長谷川史浩理事長のほか、横浜総合高校3年の島先星龍さんと岩浅航大さん、2年の岡田夏姫さんと進藤美久さんも参加。高齢者を中心に注意を呼び掛け、啓発物を配った。
商店街で流した音声のアナウンスを行った島先さんは「地元の学校に通う身として、皆さんの役に立てるように努めたい」と話した。小出署長は「地元の皆さんと協力して1件でも多くの火災を防げれば」と語った。
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