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南区 文化

公開日:2021.01.28

「書」でコロナ収束願う
蒔田町在住粟津さん密避けて作品展

  • 個性豊かな作品が集まった

 蒔田町在住の書道家・粟津紅花さんによる「書道チャレンジ作品展」がみなとみらいギャラリー=西区=で1月21日から24日まで行われた。

 書道チャレンジは昨年、粟津さんがコロナ禍で苦しむ人々を元気付けようと息子の紅翔さん、娘の紅扇さんたちと行った企画。「笑」「結」など、コロナ収束に思いを込めて揮亳した作品を「♯新型コロナ撲滅」といったハッシュタグをつけてSNSに投稿するもので、世界中から2千人以上の作品が集まった。

 会場には書道チャレンジで集まった書のほか、障害者事業所の利用者の作品も展示。スペースの関係で展示できなかったものは、粟津さんの書道パフォーマンスと合わせて動画配信した。

 粟津さんは「感情は書に表れ、皆さんがコロナ収束を願う思いが込められている。感染症対策を講じた上で各地で展示会を開き、多くの人に発信したい」と話した。

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