全日本プロレスが保土ケ谷公会堂で初めてとなるプロレス大会を3月8日午後6時から行う。
全日本プロレスはジャイアント馬場さんが1972年に創設した団体。現在は横浜市青葉区に道場があり、団体は「横浜に密着し、公的な会場で大会を開きたい」と考え、市内の複数の公共施設に打診。リングが設置できるスペースの問題などで難色を示す施設が多い中、保土ケ谷公会堂が快諾したという。1982年に開設された同所で、これまでプロレス興行が開かれたことはない。今回はステージと固定席の間にリングを設置。感染症対策として定員の半数の250席に限定する。
1955年に創設され、日本最古と言われる「アジアタッグ」のベルトを争う選手権など5試合を予定。
六ツ川も遊び場に
大会には保土ケ谷区で小学生から高校まで育ったTAJIRI選手が出場する。小学校入学前に出身地の熊本から保土ケ谷に移り住み、境木小、境木中、保土ケ谷高校で学んだ。
初の公会堂での大会に「観やすく、リングの音の反響もいいはず」という。隣接する図書館は勉強していた思い出の地。「子どもの頃は境木地蔵や天王町商店街など、友達と自転車で保土ケ谷の中を巡っていた」といい、愛着がある。さらに「六ツ川あたりまで行くこともあった」と南区も遊び場の一つになっていた。
今大会は若手選手が保土ケ谷区内の商店街などを回り、ポスター掲示を依頼するなど、今までの同団体にない形のPRを行う。同所では4月28日にも大会を開催予定。TAJIRI選手は「昔の同級生に会えるかも」と数十年ぶりの再会を期待する。
チケットプレゼント
大会のチケットを2組4人にプレゼント。希望者は住所、氏名、電話番号を明記し、メールで編集室(hodogaya@townnews.co.jp)まで。5日着分有効。当選者にはメールで連絡。
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