井土ケ谷下町の電気設備工事業、向洋電機土木株式会社(倉澤俊郎社長)が「消防団協力事業所」に認定され、6月9日に同事業所表示証の交付式が行われた。
協力事業所は、消防団に協力していることが社会貢献として広く認められるよう、市が導入している制度。南区内の協力事業所は19カ所目。
同社の社員4人が4月から南消防団に入団した。倉澤社長は「会社が大岡川沿いにあり、豪雨などの際のリスクを感じていた。消防団に入ることで、災害時の知識を得ながら、地域に役立つことができれば」という。経理業務に携わる田原亜紀子さんは「研修などを受けて早く知識を身につけられるようにしたい」と抱負を語った。
南消防団の有賀和彦団長は「地域防災に役立てるようになってほしい」と語り、南消防署の今山徹署長は「業務で培った技能を生かして活動してほしい」と新入団員にエールを送った。
同社はSDGs(持続可能な開発目標)の普及に取り組み、市の認証制度で最上位の評価を受けている。交付式の後、SDGsを分かりやすく知るためのカードゲームについて、有賀団長、今山署長らに説明した。
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