吉野町在住の大衆文化評論家、指田文夫さんが東京五輪が開催された1964年の横浜を映画を交えて解説する講演会「1964東京オリンピックの頃の横浜」が南センターで6月26日に行われた。
指田さんは元横浜市役所の職員で、在職時から音楽や文化の批評活動を行っている。雑誌に映画や演劇を考察したコラムや著書を出すなど、多岐にわたって活躍する。
講演会では東京五輪が開催された60年代の映画を少しずつ鑑賞。当時を過ごした年配者は懐かし気な表情でスクリーンを見つめた。指田さんは高度経済成長の人々の暮らしや価値観などを参加者に説き、作中の描写を参考にしながら横浜の変化について話した。
指田さんは「多くの映像にはさまざまな情景が記録され、私たちに多くのものを感じさせてくれる。1964年の東京五輪前後の映像や音楽を鑑賞し、多くのことを改めて感じてほしい」と呼び掛けた。
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