新型コロナウイルスの横浜市内の陽性者が急増している。7月16日から22日までの1週間で市内では1366人の陽性が確認された。うち、南区は106人で1週間で100人を超えたのは1月下旬以来、約半年ぶり。
市が23日に発表した16日から22日の間に確認された陽性者は1366人。1週間で1千人を超えたのは、昨年末から年明けにかけての第3波終盤の1月下旬以来。
市内の陽性者は、第3波が収まった2月中旬から4月上旬までは1週間200〜300人台で推移。それ以降、増加傾向となり、大型連休の影響があったと思われる5月下旬には700人台になった。一時、6月下旬には500人台になったものの、そこから再び増加し、7月9日からの1週間は920人となり、翌週に1366人と一気に1千人を超えた。
南区の陽性者数も市全体とほぼ同様の推移を見せている。1週間で213人を記録した1月上旬をピークに減少し、4月上旬は1週間で10人台にまで落ち着いていた。そこから上昇し、7月9日からの1週間では18区最多タイの94人、16日からの1週間は106人で100人超えは1月下旬以来となった。南区の累計陽性者は2469人で18区で3番目に多い。
直近1週間では市内陽性者の4分1を20代が占めている。
教職員ら優先対象に
市は64歳以下のワクチン接種に関して、基礎疾患がある人と高齢者施設などの従事者を優先接種対象しているが、これに保育士や教職員などを加えることを発表した。市が発行する接種券を持っている人が対象で、約4万6千人を想定。すでに市のシステムなどで予約を受け付けている。
海外渡航の際に接種したことを証明する「ワクチンパスポート」の交付申請を市が7月26日から始めた。パスポートは海外渡航の際に必要とする人に交付するもので、国内での接種確認は「接種済証」で確認できる。
ワクチン接種の詳細は市コールセンター【電話】0120・045・070。
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