このコーナーでは、主に南区内で奉仕活動を行うロータリークラブ(RC)やライオンズクラブといった団体を紹介。各クラブとも7月から新年度に入り、会長に目標や地域との関わりを聞く。
南区内の3つのRCでは最も古く、今年度は60周年を迎える。六ツ川の県立こども医療センターそばの患者家族滞在施設「リラのいえ」や横浜国大留学生などの支援に加え、昨年度は南区内の障害者団体や子どもの居場所への支援を広げた。
伊藤雄一郎会長は2002年入会。19年、フィリピン・セブ島のRCを訪問し、現地の小・中学生に対して行っていた安全な水を提供する活動を見て「子どもの輝いた瞳や笑顔が忘れられない」と話す。コロナ禍で現地に行くことはできないが、現地の支援者とコンタクトを取り続けており、活動を模索する。
RCにとって会員を増やすことは恒常的な課題だが「一緒に活動を共にする仲間を増やす」ことに主眼を置く。スローガンには「〜南の風はあったかい〜『涙の出る奉仕活動』を実現し、共に活動する仲間を増やしていこう!」と南区のキャッチフレーズを盛り込んで意気込む。
保土ケ谷区で育ち、現在は県庁のそばにある不動産仲介、住環境整備業の代表。趣味はゴルフ。完全個室のインドアゴルフ事業も構想する。
「歴史はあるけれど、風土を大切にしながら『柔軟性』と『多様性』を発揮したい」と節目の年に新たなRCのあり方を探っていく。(次回は横浜南陵RC)
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