六ツ川2丁目の県立こども医療センター内の横浜南養護学校の小中学生が9月15日、海洋環境問題を映像で学ぶ出前授業に参加した。子どもたちは最新のIT技術を活用した海中映像で生きものを観察した。
出前授業を主催したのは、一般社団法人子ども冒険体験創造ラボ=東京都港区=。次世代へ海を引き継ぐため、日ごろから海を介して人々の輪が広がる事業に取り組む。2019年から、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、水中ドローンが撮影した海中映像とVR(仮想現実)技術を組み合わせた授業を実施。障害などの影響で海に行けない人も海中を泳いでいるような感覚になれる。
当日はイルカのキャラクター「ブッチくん」が授業を進行。二酸化炭素の放出が海水温度の上昇につながり、生態系に悪影響を及ぼすといった問題をクイズ形式で紹介し、子どもたちの興味関心を引き出した。また、ブッチくんは児童に好きな食べ物を聞くなどのコミュニケーションを図り、授業を盛り上げた。
同校の児童、生徒は「海を汚さないための生活を意識していきたい」などと話し、環境保全を考えたいとしている。
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