南警察署(北村正署長)は、伊勢佐木警察署や県警駐車対策課らと合同で違法駐車削減を呼び掛けるキャンペーンを10月25日に横浜橋通商店街近くの大通り公園で行った。これは10月22日から31日までの「違法駐車追放強化期間」に合わせたもので、南区と中区の関係機関が連携し、交通事故防止などを目指す。
追突の危険性
県警駐車対策課によると、県内では10月25日時点で、駐車車両に追突する事故で5人が死亡している。駐車車両が運転手の死角を広げることで歩行者との接触事故を引き起こす原因になり、交通渋滞による緊急車両の走行の妨げになる。
こうした状況を改善しようと、南署は昨年に続き、交通量や人通りが多い中区にまたがる大通り公園周辺の繁華街で合同啓発を実施。今年は南交通安全協会や南安全運転管理者会のほか、新たに南、中消防署も加わり、消防団員の募集なども呼び掛けた。
通行人や信号待ちの運転手に啓発物を配った。また、住民の迷惑となる騒音運転などの撲滅を訴えるキャンペーンも同時に行い、交通ルールの徹底を広く発信した。南署の北村署長は「事故を未然に防ぐために、日ごろから各所と連携して呼び掛けたい」と話し、1件でも多くの違法駐車を取り締まりたいとした。
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