神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
南区版 公開:2022年2月3日 エリアトップへ

感震ブレーカー 設置1割 市調査、認知度も3割

社会

公開:2022年2月3日

  • LINE
  • hatena
ブレーカーへの設置イメージ
ブレーカーへの設置イメージ

 地震による電気火災を防ぐ効果が高いとされる「感震ブレーカー」について、横浜市民の設置率が3割にとどまることが市のアンケート調査で分かった。市は購入費用の補助などを行っているが、市民への普及は思うように進んでいない。

 アンケートは市民の防災・減災意識などを把握するため2015年度から3年に1度実施している。今回は昨年6月から7月にかけて1万人に調査票を送付。地震、風水害、災害への備えや避難、災害情報など6項目について51の設問形式で聞き、3553人(35・5%)から回答を得た。

 感震ブレーカーに関する設問では、地震時に自宅を離れる際はブレーカーを落とすことが有効だと知っている人は74・1%に上った。しかし、感震ブレーカーの存在を知っている人は35・8%、うち実際に設置している人は33・8%で、知らないという人を含む回答者全体では12・1%にとどまった。

11区で購入補助

 東日本大震災で発生した火災の6割以上は電気に起因したものといわれ、市は13年度に全国初となる設置費用の補助を始めた。「横浜市地震防災戦略における地震火災対策方針」の対象地域を対象に、昨年から補助エリアを11区に拡大した。南区も多くの地域が対象となっている。

 補助金を利用できるのは「簡易タイプ」と呼ばれる器具。家庭の分電盤のスイッチに接続し、震度5強相当以上の揺れでおもり玉が落下してブレーカーを落とすものやバネの力を使うもの、コンセントに差し込むものなど。対象地区や申し込み方法はサイトで確認できる。

 問い合わせは市総務局地域防災課【電話】045・671・3456。

市サイトにつながる二次元コード
市サイトにつながる二次元コード

南区版のローカルニュース最新6

公益社団化10周年祝う

横浜南法人会

公益社団化10周年祝う

3月28日

団体横断的な防災活動を

団体横断的な防災活動を

デスク・レポート

3月28日

高田市議の後援会発足

「気になる選手 見つかる」

DDTプロレス大石真翔選手

「気になる選手 見つかる」

30日、中区で大会

3月28日

「みなっち」仕様 防災ボトル

「みなっち」仕様 防災ボトル

自治会・団体向けグッズ

3月28日

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「南区版」は「中区・西区・南区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook