横浜市は新型コロナウイルスの3回目ワクチン接種について、64歳以下の一部市民を対象に、2月25日から接種券なしでの接種を開始する。インターネットのみの事前予約制で、24日午前9時から受付が始まる。横浜市の3回目接種率は18日時点で20政令市の中では最低の5・4%にとどまっており、接種しやすい環境を整え、迅速化を図る。
きょうから受付
「券なし接種」の対象は、基礎疾患のある18歳以上から64歳以下と、50歳から64歳の計81・6万人で、【1】3回目接種日に2回目から6カ月以上が経過【2】3回目の接種券が届いていない【3】3回目接種日時点で市内に住民登録がある【4】市発行の接種券で2回目の接種を受け、接種券番号が分かる――の全てに該当する市民。基礎疾患は、会場の問診での自己申告制としている。
接種場所は、横浜ハンマーヘッドと横浜ワールドポーターズの2カ所。使用ワクチンはモデルナ社製。期間は25日からハンマーヘッドは3月15日、ワールドポーターズは16日まで。両会場で最大2万2100人の接種を見込む。
予約はインターネットのみ。24日午前9時の開始以降、受付時間は午前9時から午後11時59分。市サイト内の予約ページで受け付ける(URLは24日午前8時に公開予定)。問い合わせは市ワクチン接種コールセンター【電話】0120・045・070。
接種率 政令市最下位
首相官邸のサイトでは、3回目接種の進捗状況を日々更新している。
都道府県別、政令市別の接種回数を発表しており、18日公表時点の全国の接種回数は約1600万回で人口に対して12・6%。神奈川県は9・7%だが、横浜市は約20万回で、人口約376万人の5・4%にとどまり、20政令市の中で最低。川崎市は11・0%、相模原市は11・4%。政令市でトップは岡山市の19・5%。
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