横浜市立永田台小学校(武山朋子校長)の5年1組の児童38人が総合学習の一環で、南永田団地内の商店街そばの階段に絵を描いている。3月4日に完成予定で、児童はペンキを片手に、力を合わせて作業を進める。
同校と同団地2街区の商店街を結ぶ階段は、子どもたちも日ごろから利用する。郷土愛を育み、まちを活性化するため、「階段アート」を作ることに決めた。
階段アートを実現するため、児童は団地を管理するUR都市機構の職員の前でプレゼンテーションを実施。アートの意味付けなどを企画書にまとめ、職員に熱意を伝えた。承認を得て、制作が確定した。
アートのデザインは校内や地域住民を対象に行ったアンケートを参考にした。「小さな子どもが楽しめる」をテーマに、ペンキで動物などを描出。桜並木、夏祭りの打ち上げ花火など、永田みなみ台の四季を表現した絵も採用した。階段アートは3月4日に完成予定だ。担任の三石聡美教諭は「子どもたちが地元の魅力に気付くきっかけとなり、地域の一員として、まちを盛り上げようとする責任感が芽生えた」と話し、郷土愛の醸成に手応えを感じた様子だった。
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