1983年に設立した南区ゲートボール連合が近年の深刻な課題となっている会員減少の改善に向けて活動している。現在は10チーム37人が所属し、南センターや大岡公園など、区内5カ所で活動に励む。
ゲートボールは5人1組の2チーム対抗で行う。ボールをスティックで打ち、決められた順に3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てれば上がりとなる。
ゴールポールを目指すだけでなく、相手ボールの妨害やチームメートとの連携など、さまざまなプレーができるのも魅力。野球やサッカーなどの競技と違って、初心者も気軽に始められるのも特徴的だ。
同連合は年2回、大会を主催するほか、南センター内にある福祉施設「南寿荘」の大会にも出場するなど、年間を通した活動に励んでいる。しかし、近年は深刻な会員数の減少に直面。7年前に70人いた会員は現在は37人となった。
60歳を迎えても仕事を続ける人が増えたことなどが会員減少の原因だといい、以前は地域の小学生に向けてルールなどを教える交流会を開いていたが、学校側の都合で数年前から実施できていないのが現状だ。同連合の坂本和枝会長=人物風土記で紹介=は「気軽にできる点などをアピールし、若者の競技人口を増やしていきたい」と話している。
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