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南区版 公開:2022年7月7日 エリアトップへ

絵本で水災害学ぶ 横浜橋で幼稚園向け企画

教育

公開:2022年7月7日

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話を聞く幼稚園児
話を聞く幼稚園児

 子どもに防災意識を持ってもらうための企画「防災てらこや」が6月29日、30日に横浜橋通商店街で行われ、玉泉寺幼稚園=中村町=の園児約30人に水災害に関する絵本を読み聞かせた。

 「てらこや」は同商店街が主催し、南消防署や新川町に事務所がある株式会社野毛印刷社が協力するもの。今年4月に企画を開始し、保育園児対象の防災に関する絵本の読み聞かせのほか、南吉田小の児童を対象にした消防署見学などを行ってきた。

 商店街を中心とした周辺で生活する子どもの防災意識を高めることが目的で、今回は初めて同幼稚園の園児を商店街のイベントスペースに招いた。30日は年長児14人が参加。消防署員が野毛印刷社が制作した絵本「」を読んだ。動物たちが暮らす森に嵐に見舞われ、大雨が降るという内容で、早く丘の上に避難したことによって無事だったというもの。

 読み聞かせの後は、クイズを出題し、風が強い時や大雨の際の行動について問題を出した。園児は「家の窓を閉める」「家の2階に逃げる」「川に近付かない」などと答えていた。最後は市消防局が作った水災害に特化したVR動画を園児が体験。園児が座っている場所に徐々に雨が降り、水位が上がっていく様子を画像を通して体験した。

 南消防署は「園児は真剣に話を聞いていた。絵本の後にクイズとVR体験を取り入れたことで、園児の理解が深まったのでは」と話していた。

 「てらこや」は夏休みにも同所で開かれる予定で、今後も子どもの防災意識を高める取り組みを続けていく。

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