市立日枝小学校(加藤智敏校長)で2月16日と24日、5年生が電子マネーなどについて学ぶ金融教育授業があった。
同校はこれまでも家庭科の授業などを通して金融教育に取り組んできた。今回の授業は一般社団法人「日本こどもの生き抜く力育成協会」が供給する「キッズマネースクール」のコンテンツを基本としたもの。同協会認定講師で生命保険会社でコンサルティングなどを担当してきた大成裕道さんが授業を進めた。
電子マネーを体験
前半は、外国の紙幣を見せながら、2000年代に猛烈なインフレによって、抱えるほどの札束を持たないと買い物ができなかったジンバブエの例などを紹介。後半は電子マネーを使った模擬買い物を行った上で「気がついたらお金を使い過ぎてしまった」という状況を確認した。
児童からは「国によって様々な紙幣やコインがあることが分かった」「お金(電子マネー)を使い過ぎないように、買うものを考えた」などの感想が聞かれた。
大成さんは「保護者はお金の話がよく分からず、子どもに伝えるのを避けてしまうことがある」とし、学校での金融教育の重要性を訴えた。
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