交通局に協力
市立横浜商業高校(Y校)の生徒が市交通局が販売している2024年度のカレンダーをPRするポスターなどの販促物を作った。贈呈式が10月2日に市営地下鉄関内駅で行われ、生徒が西郷睦駅長に販促物を手渡した。
「地域との連携」を重視するY校が市に呼び掛けて企画。市から「カレンダーをPRしてほしい」という依頼を受け、「広告と販売促進」の授業を選択している商業科の3年生がカレンダーをPRするポスターや卓上ポップを作ることになった。
地下鉄12駅に掲示するため、約50人が12グループに分かれて製作。高齢者が読みやすいように文字の大きさやデザインについて話し合った。駅ごとに図柄を変えており、まちのシンボルや駅員に焦点を当てた内容に仕上げた。関内駅に掲示しているポスターなどには、横浜スタジアムなどが描かれている。
関内駅を利用する50代男性は「まちの特徴を捉えている。カレンダーの購入を検討したい」と話し、ポスターに見入っていた。Y校の志村冬佳教諭は「社会人になる上での責任感を養う機会にもなった」と学習の成果に手応えを感じていた。
SNS対策の助言も
生徒はポスター製作のほか、市交通局のSNSアカウントのフォロワーを増やす方法を模索。ハッシュタグに地名を入れるなど助言した。カレンダーの販売終了後、市から収益などの報告があるといい、それを今後の学習に生かしていく。
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