市立六ツ川中学校3年の須原龍基さん(星龍塾所属)が12月2日に東京武道館であった「拳真祭ワールド空手グランプリ」に出場し、フルコンタクト中学男子50kg未満の部でタイトルを獲得した。同大会で空手に区切りを付け、今後はキックボクサーになる。
同大会は空手を通じた国際交流や青少年の健全育成を目的に開催。国際大会などで実績を残してきた選手が出場し、各部門でタイトルを争った。
須原さんは威力のある蹴りなどを得意とする珍田亮仁さんと対戦。須原さんは顔面を狙った蹴りを素早くかわして間合いをとると、力強い突きで応戦した。1分30秒間、休むことなく積極的に攻め続けて勝利した。
夢はRISE王者
須原さんは元プロボクサーの父親を持つ。小学1年で空手、3年からキックボクシングを始めて両立してきた。小学生の頃から抱いていた、キックボクシングの興行「RISE」に出場し、王者になるという夢を叶えるため、今後はキックボクシングに専念する。今は町田市のキックボクシングジム「チームドラゴンジム」に週3回通い、試合を想定した実践形式の練習に取り組む。
自宅では筋力トレーニングのほか、父親からパンチを教わるなど、練習を怠らない。2月18日に行われるアマチュアの大会は高校受験の4日後だというが「日頃から友人や学校の先生が応援してくれる。そうした周囲の期待にも応えたい」と意気込む。
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