横浜橋通商店街(石塚安太郎理事長)そばの大通り公園内に2月24日、ベニシダレザクラが植樹された。この桜は真金町に住み、同商店街の名誉顧問を務めている落語家・桂歌丸さんの名前を取り「歌丸桜」と命名され、植樹式には歌丸さんも参加した。
これは桜保全に取り組む「南区さくら貯金振興会」に寄せられた募金を活用したもの。同商店街でも募金箱を設置し、協力していた。
桜は福島県三春町にあり、国の天然記念物にも指定されている「三春滝桜」の孫桜で、高さは約9m、樹齢は50年から60年と推測されている。
植樹式のあいさつで歌丸さんは「私の名前を付けたから、花が早く落ちるのでは」と笑いを誘っていた。商店街、町内会関係者らがスコップで根元に土を入れた後は、南吉田小学校の児童も土を入れた。
同商店街の石塚理事長は「この歌丸桜を大切に一生懸命に育てていく。子どもたちも桜をかわいがってほしい」と話していた。1月から商店街には歌丸さんと桜のイラストが入ったのぼり旗が掲げられており、新たなシンボルを迎え入れるムードを高めていた。
「歌丸桜」は順調なら3月下旬に花を咲かせると予想される。
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