南区内の商店街のうち、約1割が空き店舗であることが、4月に市経済局が発表した「商店街実態調査」で判明した。
同調査は3年ごとに行われているもの。市全体では234商店街、南区からは11商店街が回答した。
南区の商店街内の空き店舗数を会員数と空き店舗数の合計で割った「空き店舗率」は9・0%。市全体の5・9%を上回り、栄区の11・7%に次いで2番目に高い。2006年度の南区の空き店舗率は10・7%で6年前よりは改善した。
100店舗以上が加盟する弘明寺商店街でも現在は3店、横浜橋通商店街でも1店が空いているという。
昨年、弘明寺商店街のそばにラーメン店を開いた店主は「弘明寺、横浜橋の商店街内で出店を検討したが、家賃が高く、断念せざるを得なかった」と話す。
商店街のある店主は「商店街だからと言って人が集まる時代ではない」と空き店舗の増加は今後も増えるとの見解を示していた。
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