体験を話した小山さん
南区で活動する「からたち童謡の会」が設立から20周年を迎えたことを記念するコンサートが５月２日、南公会堂で行われた。
約５００人が詰めかける中、前半は女優の小山明子さんが今年１月に亡くなった夫、大島渚さんの介護について語った。小山さんは「介護に追われ、私もうつ病になったが、料理や水泳を習い始めて抜け出すことができた」と話し、「人生には感動・興味・工夫・健康・好奇心の”かきくけこ”が大切」と語りかけた。
その後は歌手のすがはらやすのりさんの歌が披露され、最後は同会を主宰する赤岡綾子さんの指揮で「せいくらべ」などの童謡を会場全体で歌った。赤岡さんは「多くの方に来ていただき嬉しい」と感謝していた。
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