（左から）松岡さん、宮川さん、石川さん
中村町の県警自動車警ら隊所属の宮川政美さん、石川幸恵さんと栄区の会社員、松岡光博さんの３人が火災の被害拡大を防いだとして、７月24日、戸塚消防署から感謝状が贈られた。
火災は６月22日の午前１時25分ごろ、戸塚区舞岡町の平屋建て作業場で発生した。現場近くで電気工事の作業中だった松岡さんが煙に気付き、炎を確認。隣接する住宅で寝入っていた居住者に火災を知らせた。宮川さんと石川さんは別件で警ら中だったが、移動中に火災を発見。現場にいた松岡さんから情報提供を受け、１１９番通報し、宮川さんらは居住者を屋外に誘導。早期発見により、住宅への延焼が食い止められ、被害を軽減することができたという。
戸塚消防署の坂野満署長は「３人が偶然その場にいなければ、住民が命を落とした可能性もあった。こういった事案は区民の安心につながると思う」と感謝の言葉を述べた。
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