自閉症児を支援する活動を行う六ツ川3丁目の「自閉症スペクトラム支援ルームpure」によるコンサートが4月26日、中区の関内ホールで開かれ、約220人が集まった。
同団体は、自閉症児に音楽や創作活動の場を与え、自分らしさを表現できるように支援している。
コンサートは「誰もが一体となって音楽を楽しんでほしい」と同団体が3年前から年3回開催しているもの。自閉症児に配慮し、会場は常に出入口が開放され、照明は消さないなどの工夫がされている。
今回はフェリス女学院大学音楽学部の学生ら6人が1時間にわたり、童謡やクラシックなどを演奏。観客も手拍子をして会場を盛り上げた。また、子どもたちがステージに上がり、手遊びをする場面も見られた。
小学生らが手伝う
新たな試みとしてコンサートを手伝うキッズサポーターを募集。南区在住の小学生3人と高校生2人が会場設営や訪れた高齢者の話し相手役を務めた。
次の開催は9月の予定で、同団体は「南区に限らず、多くの子どもたちにサポーターになってほしい。徐々に輪を広げていきたい」という。
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