清水ヶ丘保育園(近藤明美園長)が10月8日、県立横浜清陵総合高校(船橋憲正校長)と協力し、崖崩れを想定した避難訓練を行った。市立保育所と県立高校が連携して訓練を行うのは南区内では初めて。
大地震が発生した場合、園児は安全が確認された園内で保護者の引き取りを待つのが基本。しかし、同園は園舎裏に崖があり、地震で崩れるおそれがある場合を想定して訓練を行った。
震度6の地震が起きたという想定で、約90人の園児が清陵総合高へ避難。途中で同校の3年生16人と合流し、生徒が園児の手を引いたり、ベビーカーを押して約400m離れた同校のグラウンドに逃げた。
参加した生徒は保育士を目指すための科目を履修している。園児の手を引いた高野美沙子さんは「園児が多いので、実際の地震でパニックにならないようにしたい」と話した。同園の近藤園長は「高校生の力は大きい。園児は高校が怖い場所ではないことが分かったのではないか」と今後もあらゆる場面で連携していきたいとしていた。
南区版のローカルニュース最新6件
|
|
高田市議の後援会発足3月28日 |
|
|
|