別所在住の木工塗装工・大沢尚さん(81)が11月3日、「黄綬褒章」を受章した。
褒章は社会や公共の福祉などに貢献した人に国から与えられるもの。
山梨県出身の大沢さんは高校卒業後、木工塗装士として大手製作所に勤務。定年退職した翌年の1994年に「大沢工芸」を創業し、宮内庁などからも家具塗装の仕事を請け負ってきた。03年に優れた技能職者に与えられる「横浜マイスター」に認定。11年には、卓越した技能を持つ第一人者として厚労相から「現代の名工」の表彰を受けている。
大沢さんは褒章受章を受け、「簡単にいただけないものなので感謝している。祝福の電話がたくさんかかって来ている」と嬉しそうな表情を見せる。
大沢さんは11月16日に中区で行われる「横浜マイスターまつり」に参加予定。自身が手掛けた家具などを展示する。
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