市立蒔田中学校(木村悦雄校長)が11月9日、「緑化運動・育樹運動学校関係緑化コンクール」(かながわトラストみどり財団主催)の学校環境緑化の部で金賞に選ばれた。同コンクールは優れた緑化運動を表彰するもの。
同校は校舎周辺に花を植える「花いっぱい活動」を16年間続けているほか、2年前からアジサイの栽培を本格的に行っており、その活動が評価された。
2年前に南中学校から異動してきた佐々木大輔教諭が前任校でも行っていたアジサイ栽培を蒔田中でも行おうと、美化委員とボランティアによる「グリーンクラブ」の生徒と一緒に取り組みを進めた。
1千株以上
昨年度から技術・家庭の授業で挿し木作りを行うなど、学校全体でアジサイ栽培を中心にした緑化活動に力を入れている。アジサイは徐々に増え、現在は89品種、1000株以上を栽培。今年7月には、育てたアジサイ約100株を蒔田公園に植樹するなど、地域の緑化も進めている。
美化委員長の北山翔太君(3年)は「地域の方から『ご苦労様』と声をかけていただき、心強く感じます」と話す。グリーンクラブ代表の中川歩美さん(同)は「チューリップなど、ほかの花も咲かせ、蒔田中の緑を増やしたいです」と活動を続けていくという。
同コンクールの標語部門では、1年生の塚本優香さんの作品「ひとつの芽 未来を照らす 命の輝き」が銀賞に入賞した。
佐々木教諭は「今後はもっとアジサイを増やしたい」と意欲を見せている。
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