蒔田町在住でアトランタ、シドニー五輪の陸上400mハードルなどに出場した苅部俊二さん=人物風土記で紹介=による走り方教室が11月24日、大岡公園で行われた「みなっちランニングフェスタ」内で開かれた。
約70人の小学生を前に、苅部さんは前傾姿勢で飛び出すスタートのコツなどを指導。速く走るには体に軸を作り、ボールが弾むようにバネを使うことなどを伝えた。
苅部さんが「大人になって正しい走り方を身に着けることは難しい。子どものころに基本を覚えることが大切」と話すと、小学生は五輪選手の技術を真似ようと真剣な表情で取り組んだ。
蒔田小、蒔田中出身の苅部さんは「(南区の子どもは)元気で積極的な子が多い」と印象を語った。
フェスタでは親子が一緒に走る企画も実施され、100人以上の参加者でにぎわった。南区体育協会の加賀美長明会長は「五輪選手を身近に感じることで、『自分も』という気持ちを持ってくれたら」と南区から世界に挑むアスリートが生まれることを期待した。
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