市立南小学校(田中弘子校長)6年1組の児童が作った弘明寺商店街や大岡川の桜などを紹介したパンフレットが3月から商店街内の店舗で配布されている。
児童は昨年から授業で同商店街について調べていたところ、キャラクターの「オグジ」と「サグジ」の存在を知る。11月の校内行事にキャラクターの参加を依頼し、それが好評だった。児童は、「商店街に恩返しがしたい」と商店街のパンフレット作りを考え、年明けから買物客に利用頻度などのアンケートを行った。同時に商店街でイベントを企画する販売促進委員に話を聞き、「商店街を支える人」の存在を学んだ。
聞き取った内容や大岡川と川沿いの桜の魅力などをA5判8枚にまとめた。「若い人にも商店街に来てほしい」とイラストや写真も使い、カラフルに仕上げた。400部が販売促進委員の店舗など8カ所に置かれている。同委員長で「シューズホソイ」の細井勇人さんは「とても熱心に調べて、話を聞きに来てくれたことが嬉しい」という。
児童からは「店の人が優しかった」「イベントを行うために努力している人の存在を知った」などの声が聞かれ、商店街の魅力を感じることが多かったという。
担任の久保田雅教諭は「自分たちで考え、調べる力が身に付いたのではないか」と20日の卒業式を前に児童の成長を喜んだ。
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