三春台で防災活動に取り組む「三春の丘まちづくり協議会」(渡邉進会長)の総会が5月17日、太田小学校で行われ、今年度の活動方針などが決められた。
三春台町内会と三春台東町内会の住民有志が2004年に勉強会をスタート。高台にあり、細い道も多いことから、災害に備えてできることを考えてきた。08年に協議会となり、市や区のアドバイスを受けながら、防災の視点でまちづくりを進めている。
住民向けに防災イベントを開いているほか、歩きづらい道を改善するなどしてきた。太田小に隣接する狭い道路の拡幅を市側に訴え続け、昨年10月には一部が完成した。
総会には約30人が参加。今年度、一時避難場所になっている三春台公園などに防災倉庫や簡易消火器を設置できるように取り組むことが確認された。さらに、協議会の活動を紹介するニュースを発行し、啓発活動に力を入れるとした。終了後は太田小の防災備蓄庫を見学した。渡邉会長は「大きな災害を何とか食い止めたい。協議会として7年間取り組みを続け、少しずつ成果が出てきた」と話し、「ハード、ソフトの両面で防災活動を進める」と抱負を述べた。
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